育児入門中の父親がオムツ替えでやってしまいがちな失敗と対応

オムツ替えといえば父親になったばかりの男性が最初に直面する育児の壁かもしれません。
はじめての頃はおむつをどうかえるべきかがわからず、
少し慣れた頃にうんち漏れ・・・
なかなか悲しい経験です。私にも記憶があります。

一方でオムツ替えは一度わかればすぐできるので、
働いている男性でも積極的に育児参加できるチャンスです。
もちろんなんでもできたほうが良いですが、
特に回数の多いオムツ替えは父親として早期に身に着けたいスキルの1つです。

ここでは父親がやってしまいがちな失敗とその対応について整理していきます。

男性がやってしまいがちな失敗

・失敗にめげる
・うんち漏れする(前・横モレ。後ろ漏れ)
・うんちの拭き残り
・おむつ交換中におしっこ(うんち)をされてしまう

1つずつ見ていきましょう。

一番大事なのはめげないこと

では、特に父親のおむつ交換で最も大切なことは何でしょうか。
結論は「めげないこと」です。

おむつ交換に失敗はつきものです。
ある程度育児をした親なら必ずうんち漏れを経験していると思います。

いくらしっかりオムツをつけられても、大量のウンチが出た場合は漏れます
そこでめげて「もうオムツ替えはしない」となってしまうのは勿体無いです。
自転車の練習で一度転んだらもうやらないと言っているようなものです。

失敗は気にしすぎず、何度も繰り返すことが上達への道です。
とかくと何かのスポーツみたいでかっこいいですがまぁとにかく結もそういうものと言うことで。

家庭によってはここで奥様から厳しく叱責されてしまう男性もいるようですが、
めげずに頑張りましょう。
(そして奥様も同じ失敗は経験しているはずです、父親よりも練習して先にいるだけです)

最も辛いのはうんち漏れ

おむつ交換で最もダメージの大きい失敗はうんち漏れでしょう。
「子供が泣いている」
「うんちのにおいがする」
ということですぐにオムツ替えしようとすると

ガーン

漏れている。。。このパターンですね。
子供も気の毒ですし、服を着替えさせて、洗って・・・となるので大変です。

ちなみにこのうんち漏れ
・前漏れ、横漏れのパターン
・後ろ漏れのパターン
の2種類のモレがあります。

それぞれ原因と対処法を見ていきましょう。

前からのモレと横からのモレはギャザーが原因

前漏れ、横漏れはほぼギャザーが原因です。
オムツを装着した後はギャザーをしっかり立てる必要があります。

私は初めておむつ交換をした際にこれをよくわかっておらず、しっかりと漏らしました。
その後もギャザーが2層構造になっていることに気づかず外側のギャザーばかりを立てていました。

ギャザーは内側、外側の二層構造です。
必ずどちらも立てるようにしましょう。

ギャザーを確実に立てることで、素人初心者のうんち漏れ率は激減します。
おむつ交換ができた、と思った後にもう一度確認するくらいがちょうど良いです。

後ろ漏れの原因はおむつをつける位置かサイズ

後漏れの場合は、
・おむつの位置が下すぎる
・おむつのサイズが合っていない
と言うようなことが考えられます。

オムツを装着した際にオムツ位置が低いと後にからうんちが漏れてしまいます。
後ろ側は腰の位置よりも高めに、背中までカバーするつもりでつけましょう。

どうしても漏れてしまう場合の小技に
・オムツと赤ちゃんの背中の間に小さく畳んだティッシュを入れる
・テープタイプのおむつではテープを斜め気味に貼ることでおむつをずれにくくする
などがあります。
うまくいかない場合は試してみてください。

また、オムツ替えのしやすさはメーカー(おむつの種類)によっても違います。
例えば、ムーニーマン(パンツタイプ)は後漏れしづらいと言う評判で商品自体もそれを売りにしています。

我が家でも一度導入してみました。
息子は肌に合わずあまり使わなかったんですが、確かに作りはしっかりしていました。
後漏れでお悩みの方は使ってみても良いかもしれません。

また、サイズが小さい場合も漏れやすくなりますので、
体重が利用目安の範囲内でも漏れやすくなったら上のサイズに変更した方が良いです。

ちなみに前漏れでも後ろ漏れでも、うんちをした後に赤ちゃんが動いてしまうことで漏れるリスクが増加します。
うんちが後は出た後はできるだけ速やかにオムツを交換してあげましょう。

うんちの拭き残し

初めての頃のオムツ交換は慌ててしまいがちです。
また離乳食が始まる前の赤ちゃんのうんちはほぼ液状です。
おしりからおむつ内全体に広がってしまい、たくさん拭いてあげる必要があります。
「もしかしたらおしっこが出てしまうかも」
などと慌てると拭き残りが発生しがちです。

うんちをきれいに拭ききれないと赤ちゃんの肌トラブルの原因になります。
しっかり拭いてあげましょう。

個人的に感じた、吹き残してしまいやすい場所は
・肛門より上のおしりの溝
・前足の付け根あたり
・男の子の場合は玉裏あたり

です。
人によって残りやすい場所が違うかもしれませんが、意識してきれいに拭いてあげると良いでしょう。

とにかくおしり拭きは惜しまずにどんどん使うのもポイントです。

おむつ交換中におしっこが出てしまう

これも数多くオムツ替えをしていると避けられない出来事です。

交換の途中でおしっこがピューッと出てきてしまい・・・
カバーに失敗するとおしっこが周りに飛んでしまいます。

親の服におしっこががかかったり、周囲におしっこがついてしまうと後片付けも大変です。

対策は
・おむつ交換時に子供の様子をしっかり見ること
・もしおしっこが出てきてしまった場合はすぐにオムツをかぶせられる状況にしておくこと
が大切です。

慌てなければ大きな問題になる事は無いので落ち着いて、ただし油断せずに交換しましょう。

ちなみに番外編として、私は未経験ですが、妻がオムツ交換をしている最中にうんちを飛ばされたことがあります。

私も目撃者にはなりました。
赤ちゃんの時のうんちは姿勢次第ではかなり勢いよく遠くまで取ります。
あまりにも見事で見ていて笑ってしまいましたが、冷静になると結構悲惨な状態なのでくれぐれも気をつけてください。

うんちのおむつ交換をしない父親にはならないこと

これは失敗でとは違うかもしれませんが、幼児教室のお母さん方から聞いたお話です。

父親のオムツ交換に関しての話の際に
父親がうんちのおむつ交換をしない、ということを聞きました。

・匂いがしてもうんちと気づかない(ふりをする)
・うんちが出ていると交換せずに「うんち出てるよ」と奥さんに報告する
など、おむつ交換については戦力外になっている父親の様子を伺いました。

オムツ替えができる期間は短いです。
3歳になればおむつは取れてしまいます。
自分の子供のおむつ交換ができる回数は決まっています。

せっかくの期間ですから、めげずにオムツ替えを楽しむくらいの気持ちでやっていきましょう。

なお、育休をとって感じた男性目線での育児スキルの難しさはこちらから。

男性でも育休を取って積極的に育児をしたい、という方におすすめの記事はこちらです。

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