理想的なイクボスの言動について、育休経験を元に考える

イクボスという言葉をご存知でしょうか。

NPO法人ファザーリング・ジャパンのサイトによると、
イクボスとは

職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)

という定義です。

意外にも「育児」系キーワードは定義には出てこないんですね。
以下のような部分がポイントのようです。

  • 部下のワークライフバランスを考える
  • 組織業績を出す
  • 自分自身の仕事と私生活も充実させる

イクボス、という言葉から、
こんなイクボスがいたらいいなという言動を妄想してみました。
ここにその内容を書いていくことで、
自分が育休から職場復帰した際に素敵なイクボスになれるようにしたいと思います。
(定義にはないようですが、育児中心に考えたいと思います)

私が考えるイクボスの素敵な言動

これは、というものを思いついたら随時更新していきます

(育児支援のできる)イクボスに必要な要件

個人的に必要なんじゃないかと思うのは以下のような点です

  • 子育てに理解がある
  • 何かあればボス(上司)がなんとかしてくれるという信頼感、安心感が持てる
  • 配偶者への配慮が大事という理解がある

自分に置き換えると信頼感・安心感をいかに部下に持ってもらえるかが大事そうです。
他の2点はこれまでの経験で結構なんとかなるはず。

育児で大変な人の事情を周囲が理解できるようにする

子ども絡みで時短・早退・遅刻・欠勤などがある人について、
職場内で理解が求められるよう

  • 育児中にどんなことがあるか
  • その時に周囲の理解やサポートがどれだけ助けになるか
  • 本人がその中でどれくらい頑張っているか
    を理解できるように発信していく

こういう形で職場の中で、仕事も生活も大事にする空気が作れるといいです。

部下の子どもができた報告に育休のススメ

部下から子供ができた報告があった時、
祝福をするのは当然として、出産後の家族の生活も考えられると良いと思います。
自分が育休を取ってよかった経験を踏まえると、
男性にも育休を薦めてくれると嬉しいです。

相手が男性の場合
「おめでとう!育休取れるように業務調整しようね」

女性の場合
「おめでとう、旦那さんは育休取るの?実家遠いよね。
育休のこととか、その後も子育てしながら安心して働ける環境作っていこうね」

のような形で、産後の体制構築を早い段階で始められると良いですね。

記念日の早期帰宅を推奨する

・子供や家族の誕生日
・結婚記念日
などに、

家族の記念日や誕生日に休みを取ったり早く帰ることを推奨する。
必要なフォローがあればする。

さりげないプレゼント付きだとなお良いかもしれないです。
センスが問われそうですが。

突発的な家庭のトラブルに早期帰宅を推奨

家族に何かあった時に

「何してるの、早く行きなよ」
「仕事なんかいいから、何かあればやっておくよ」

というように帰宅を推奨する。
みんなそれぞれ事情があるので、お互い様でやれるのが良いですね。

トラブルのときも必要最低限の対応で収める

家庭の事情などで、早く帰りたい時にトラブル勃発したら・・・

「その人でないと対応できない」
かつ
「今やらないと後々に大きく響く」

ことを切り分けそれだけお願いする、他は周囲でフォロー。
常に持ちたい視点ですが、トラブルのときは尚更。

子供の体調不良で遅れそうな時に気にしなくていいと伝える

部下の子供の体調不良、遅刻の連絡に対して

「無理せず休んでも平気だから、と伝える」
その上で、代わりにやっておくべきことがあれば拾い上げて対応する、
本人の体調不良などの場合も同じですね。

評価はアウトプットで

働いている時間にとらわれずアウトプット・成果で評価する、
当たり前といえば当たり前のことですが、
時間に縛られず、集中して成果を出せる人が評価できるようになると、
職場全体の生産性も上がりそうです。

イクボス関連リンク

イクボスプロジェクト
(NPO法人ファザーリング・ジャパンのサイト。イクボスの説明など)
http://fathering.jp/ikuboss/about/

イクボスドットコム
(インタビュー・関連・賛同している企業の紹介など)
「イクボス企業同盟」というようです。
https://ikuboss.com/

以上です。
お子さんが生まれる予定の場合は、イクボスになるのに前後して、自分自身でも
育休を取得することがとてもお勧めです。
男性の育休に関しては、いかに記事をまとめています。
ぜひご参照ください。

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