国が変われば文化も変わります。
色々な情報に触れて、
子育ての仕方やそれを取り巻く環境も、国によって大きく異なるのだ
ということがわかりました。
ここでは、特に驚いたこと、面白いと思ったことを国別に整理していきます。
勉強中なので随時更新です。
合わせて出典も明記していきます。
アメリカの育児事情で驚いたこと
親子が一緒にお風呂に入るのは性的虐待
出典:書籍『子供の脳を傷つける親たち』
本を読んでいて知りました。
親子が裸でお風呂に入るのは性的虐待と認識されることもあるそうです。
子供をお風呂に入れる場合は親が服を入れたり、水着で入浴する、
というのが追加でネットなどを調べていてわかりました。
日本では、よく子供が大きくなっても一緒にお風呂に入る親子が話題になりますが、
アメリカの場合は逮捕されかねない案件のようです。
小さい子供を一人で遊ばせるのはNG
出典:書籍『世界一幸せな子供に親がしていること』
小さい子供を一人で外で遊ばせてはいけないそうです。
これも犯罪とみなされるらしく、
家から離れたところで子供を一人で遊ばせていた親が通報→逮捕された事例も紹介されていました。
日本でも最近は子供の一人遊びは危険だとは言われますが、
逮捕に至るというのは衝撃的でした。
イチゴアレルギーへの警戒が高い
出典:書籍『赤ちゃんはなぜ父親に似るのか』
日本ではあまり「苺のアレルギー」は聞きません。
しかし、アメリカでは10ヶ月~12ヶ月位まではいちごを食べさせないようです。
時期を気にして避けるべき食品なんですね。
日本で調べてみたところ、5ヶ月~6ヶ月の離乳食初期からあげられる食材との記載が多いです。
国によって警戒しているアレルギーも違うんだなと言うのが印象的でした。
オランダの育児事情で驚いたこと
以下、オランダについては特に記載がなければ出典は書籍『世界一幸せな子供に親がしていること』。
オランダでは、じつに 95%以上の子どもが自分自身が幸せであると認識
これは素敵なことですね。
オランダの育児が以下に素敵で、子供が幸せかというのが
『世界一幸せな子供に親がしていること』の本の出発点です。
競争も少なく、自由な子育て風土とのことです。
オランダでは、自宅で出産することが理想
日本では病院での出産が当たり前ですが、オランダでは自宅出産が理想だそうです。
25%の人が自宅出産をしていると記載がありました。
日本は1%も無いようですね。
http://osan-kojo.com/osan/osannodata01.html
出産といえば病院が当たり前だと思っていたので驚きました。
自宅でも出産できる環境がかなり整っているようです。
ただ、上のリンクを見ると日本も70年ほど前はほぼ自宅出産っだったんですね。
オランダの生後6か月の赤ちゃんは、アメリカの子どもより平均2時間長く睡眠を取る
長く眠るそうです。
これはつまり・・・
親も眠れる時間(もしくは自由な時間)が長いということですね!
素晴らしい!
オランダの小学校ではほとんど宿題が出ない
オランダでは、楽しく遊ぶことが良い成績を取ることよりもずっと大切だ、
と考えられているそうです。
また、宿題自体は学力向上に影響があまりないと考えられているとか。
確かに子供のときには子供らしく自由な時間を満喫した方が良いのではないかな、
と個人的にも思います。
レストランを走り回り、あらん限りの大声で叫び、ほかで食事をしている人の邪魔をする
オランダの子どもはこういう観点で悪名高いようです(笑)
同じヨーロッパ大陸の国でもフランスの子どもなどはおとなしいとか。
文化としてこういう子どもを受け入れる土壌があるようです。
日本ではこういう子どもは結構注意されがちですね。。。
学校周辺の道路の安全について学ぶ授業が有る
自転車での移動が非常に一般的なオランダ。
授業で道路について学び危険なルートなどについて調べたり、
議会に改善を提案したりもするそうです。
自分が小学校のときに少しだけ自転車の乗り方教室のようなものがあったような気もしますが、
オランダはずっと本格的ですね。
イギリスの子育て事情で驚いたこと
母子ともに健康だとすると、出産後6時間以内には退院させられる。
出典:書籍『世界一幸せな子供に親がしていること』
以前キャサリン妃が出産後すぐに退院したことが日本で話題になりました。
もちろん、あれは色々な環境やサポートが整っていることも大きいでしょう、
ただ、イギリスにはそもそも出産後すぐに退院する文化があるようです。
日本の場合は出産後5日程度は入院することが多いですし、
私の妻も出産後数時間は分娩台の上にいました。
その日、というよりも6時間で退院など想像もできませんが・・・
もちろん健康上の問題がないことが前提ですが、
イギリスは即退院もあるようです。
骨格などの違い、出産時の母親への負担も違うというお話も聞きましたが、
それにしてもすごいですね。
関連情報
海外育児に関しては、こちらの記事もご参照ください。