Facebookでつながっている父親が絶賛していたので読んでみました。
「花まる学習会」という学習塾の創始者、高濱正伸さんが書いた本。
「最高の子育て」ができるならぜひやりたい、ということで読んでみました。

全体の所感としては
「思ったほどではない。気になる点も多い」
というものでした。

もちろん中には参考になる部分もあります。
特に
「子育ては待つこと」
という基本を確認できたのはありがたかったです。
本の内容のいくつかを以下で私の意見とともに紹介します。

ちなみに気になった部分は
父親・男性の役割を限定しすぎ(現実的ではあるかもしれないが)
なぜか「男の子」の育児に偏った記載(それなら最初から男の子の育児本と宣言するべき)
・比較的基本的なことが多い(基本ができていない人が多いのかもしれませんが)
でした。

家庭での父親の第一義的な仕事はあくまで「妻を笑顔にすること」

本の中でも父親と母親の関係性をよくすることには多くのページを割かれています。
前提として花まる学習会の母親学級での体験があるようです。

学習塾の母親学級であるにもかかわらず、開始当時からずっと相談事の上位には、夫に対する悩み、不満があります。

両親の関係性が良いほうが子供にとって良い影響がある、それは間違いないでしょう。
親の関係性そのものもそうですし、
両親がうまくやっているほうが、父親も母親もストレスが少なく、
子供とゆとりをもって接する余裕ができやすいと思います。

確かにTwitterを見ていても、母親→父親、や父親→母親の不満はよく目にします。
(そういうものを吐き出しやすいメディアであるとも思いますが)

父親が「妻を笑顔にする」を意識して行動すると家族がより暖かくなるかもしれません。

奥さんの表情を意識していない、という人も多い気もするので、
子育てを頑張ろうとい父親は、改めて奥さんが今どんな表情をしているか確認するところから始めるのもよいかもしれません。

家事・育児を積極的にこなすことよりも妻の安心感が大事

というのが本の主張でした。
個人的にはここには賛同できませんが、
一方で働いていて忙しい父親が多いことを考えると、
できないことを無理に「やるべき」というよりも現実的な解決策なのかもしれません。

ただ、本のいう
「母親が安心して育児をできるようにする」
ためには、夫も家事・育児をある程度こなしていくのも大事なケースが多いのではないか、と思います。

自分が父親として育休を取って家事・育児をしていることもあってか、
むしろもっと男性が家事・育児をしたほうが良いと考えるので、
ちょっとしっくりはきませんでした。

優先度の問題として考えればよいのかもしれません。

仕事が忙しく家庭に割ける時間が少ないなら、
半端に家事や育児をやるよりも奥さんのケアをする、
そういう順番の問題だよ、と書いてくれればしっくりくるかもしれません。

母親は、常に子どもに向かうネガティブなものに意識を向けている

父親が想像する以上に神経をすり減らして子どもを育てているのです。究極的に言うと、「どっちだって、べつに死ぬわけじゃないし」というのが男性の本音じゃないかと思うんですね。でも、母親はそうは考えない。

確かに母親の子供を守ろうという意識、危険センサーはすごいと思います。
そのくらい神経質な状態だから、それを理解したうえで対応する必要があります。
母親は子供のことで不安を感じやすい状況なので、そこに共感する、一緒に考える姿勢が大事です。

また、母親から子供へのそれはNG、危険を避けなさい、という指示が子供の可能性を減らしすぎないよう、
父親が子供にチャレンジできるような環境を提供していくことも必要だと感じました。

ここは普段の実生活でも感じていた部分なので
(私もかなりリスクに敏感だとは思いますが)
改めて構図を説明されてしっくりきました。

待つことこそ子育て

これは本を読んでいて一番自分に有益だったと思うポイントです。
急かさない、待つということの大事さはわかっているはずなのに、
ついついできない自分がいる。
そんな自分を本を読みながら改めて反省しました。

子育て本を読んでいると普段の自分を反省する事が多く、
それが読書の利点の1つだと思っています。

これを読んで
「まつ」
という2文字を髪に大きく書き、冷蔵庫の壁に貼りました。

自分への戒めです。

改めて「待つ」子育てをしようと考えられました。

このことだけでも本を読んだ価値はあったと思います。

その他のポイント

「とくに、言語感覚というのは日常会話でしか 培われないものなのです。  客観的に見ていると、言語環境の違いは手にとるようにわかります。子どもと話せば、この子が将来的に伸びるかどうかが残酷なまでにわかります。家庭でどんな会話がなされているかも、だいたい想像がつきます。」

しっかり、子供と会話を育んでいこうと思いました。

「往々にして、高学歴で勉強ができたタイプの父親に多く見受けられますが、子どもがテストの問題を解けないと「どうしてこんなこともわからないんだ」となってしまうのです。自分が失敗してこなかったからか、「さっき言ったことをもう忘れたのか」と怒ってしまうのです。自分ができたことを子どもができないという現実を理解することができず、その子どもが本来持っている力を奪い、自信をなくしてしまうのです。」

今の所注意していてそういうことはないですが、
どちらかというとこういう発想になりがちなタイプだという自覚があるので注意します。

「メディアが伝えない大人の本音感を伝える」

確かに、親が大人として、率直に子供と向き合う姿勢は大事にしたいと思います。
自分はこう思う、という本音で子供と語り合えるようにしたいです。
もう少し大きくなってからの方が機会は多いと思いますが、
意見の押しつけにならないように注意しつつ、対話をしていこうと思います。

男の子の育児に偏っている印象はありました

両親の関係性の重要性を説く根拠で
「母親といい関係を築く子どもは出世する」と書きつつ、
その説明事例が母親と良い関係を気づけた”男性”は年収が高くなるという事例を紹介したり、

男子が育つうえで「除菌主義」が 枷 になってしまうことがあります
と書いていたり、
どうも男の子を念頭に置いてかかれているような印象でした。

それ自体特に問題はないと思うのですが
・それなら「男の子の子育て」と書いてほしかった
・男子だけに当てはまり女子の育児に当てはまらない事例を含んでいないかは気になる
という2点は感じたところですので付記しておきます。

おわりに

Facebookで紹介してくださった人のようにこの本が刺さる人もいるはずです。
特に忙しい中で育児に携わろうとしている父親にはいいかもしれません。
私はちょっとなあ、という部分も多かったですが
「子育ては待つこと」を再度意識できたことは感謝しています。

書いていて改めて思いましたが
・育児本を読みながら普段の行動を省みる
・こうして書きながら、ポイントに対して自分の考えを整理する
というプロセスを通して自分の子育てが少しずつ成長するように思います。

せっかく本を読むことが好きなので、子育てに支障がないように気をつけつつ、引き続き読んでいきたいです。

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