小さい子供をお持ちの親の中には
「急いで」「早く」と子供を急かしてしまったことがある、
という方が少なくないのではないでしょうか。
私もその一人です。
ついつい2歳の娘に対して、「早くして」と言ってしまい、
その後で反省することが多くありました。
そうはいっても、実際に次の予定があるときに子供に早く動いてもらえないと困ります。
どうしたものか。
そんな悩みを大きく解消してくれるアイテムが有りました。
アンパンマンのキャラクター時計です。
買ってみてとても良かったと思っているので、ご紹介します。
子供の時間感覚は大人とは違う
前提として子供の時間感覚は大人とは大きく違うそうです。
最初は時間の感覚がなく、今以外の過去や未来があまりわからないと聞きました。
また、長さの感じ方についても、
同じ10分でも子供は大人の何倍も長い体感時間だといいます。
(長さは諸説ありますが、例えばこちらでは子供の10分は大人の一時間位と記載がありました)
https://cotree.jp/columns/533
年をとると時間が経つのが早くなりますが、
小さな子供の時間と言うのはそれはそれは長く感じることのようです。
それでも親は時間を意識して動きたいことがある
とはいえ、長さはともかくとしても、時間感覚がないのは親としては困ります。
大人の世界はどうしても時間枠のスケジュールで動かなくてはいけないケースもあるからです。
出かける前の準備をしたい、寝る前に片付けたい、そんな時に
「あと5分」と言ってももちろん子供には通じません。
「今やっている○○が終わったら準備するよ」
と言っても
・その○○がなかなか終わらない
・子供が次の△△に着手してしまい区切りがつかない
という状況で困ることもありました。
子供にも時計が読めたらなあ、
そう思った時に見つけたのがこのアンパンマンのキャラクター時計でした。
アンパンマンキャラクター時計の特徴
この時計の特徴はなんといっても5、10、15といった5分刻みの位置にキャラクターの絵が入っていることです。
つまり数字が読めない子供でも、
5分=ドキンちゃんの所
10分=カレーパンマンの所
15分=しょくぱんまんの所
というように理解することができます。
そしてこのアンパンマン時計の導入効果は親が驚くほど大きかったです。
アンパンマン時計導入後の子供の変化
時計・時間を意識する
例えば、夜のお絵かきを
「ジャムおじさんの所(25分)までね」
と伝えると、遊んでいる最中も時々時計を気にしています。
そしてその時間になると行動を切り替えることができます。
もちろん夢中になりすぎて針がキャラクターをすぎることもあります。
それでもその場合は
「ジャムおじさんを過ぎちゃったから終わりにしようか」
と伝えればそこで終わりにできることが多いです。
事前に子供にわかる形で約束しておけばそれを守れるケースが多いと感じました。
自分から時間を確認する
「誰になったら終わり?」
「誰になったらでかける?」
などと子供から聞いてくるようになりました。
(「誰になったら」は大人で言う「何時になったら」です)
欲を言えばの改善点
この時計、とても素晴らしいのですがいくつか改善してほしい点もあります。
まず12の数字にもキャラクターが欲しいです。
○時ちょうどまでを区切りにしたいことは多いのですが、
そこでキャラクターを伝えられないのが残念です。
対処法として我が家では12のところにシールを貼ることを検討しています。
また、針に色がついていると良かったです。
長い針と短い針とい概念が子供には少し難しいです。
赤い針がジャムおじさんの所、
青い針がメロンパンナちゃんの所、
などと言えるともっと良かったと思います。
まとめ
とはいえ購入前とは子供の時間意識が大きく変わったのは確かです。
しかも子供もいやいややったり窮屈な印象だったりはしません。
楽しそうに時間を見ています。
この時計を買って本当に良かったです。
この先時計のトレーニングをする場合もスムーズに入っていかれると思います。
それも今から楽しみです。
余談:実は少し変わった名前です
なお、この時計正式名称が少し変わっています。
「アンパンマン なかまたちがたのしそうな かけどけい」
楽しそう・・・
あくまで雰囲気というか、楽しそうだなという予測で、
本当に楽しいかどうかはわからないと・・・
箱を見た時ちょっと笑ってしまいました。
楽天市場で4,200円位、
Amazonで4,000円程度で販売されていました。
価格を考えても十分だと思います。
1,2歳位で掛け時計の購入をお考えの方にはおすすめです。