20180510_育児ニュースと考えたこと~「授乳の悩み対応のアプリ」他

北区 人口、35万人突破 25年ぶり 育児支援が効果

出典:毎日新聞

区によると、人口増の要因として、大規模用地で大型マンションの建設が進んでいることが考えられるという。また、区が優先課題に掲げる「子育てするなら北区が一番」の取り組みとして、産前産後の母親への家事・育児支援や保育園待機児童の解消策、学童クラブの定員拡大など子育て施策の充実も効果を上げているとみられ、子育てファミリー層の転入が目立っているという。

北区は子育て支援に力を入れて人口増加中とのことです。
実際に
きたはぴ、という子育て支援サイトも作成しているようです。
http://www.city.kita.tokyo.jp/kitahapi/index.html

23区内はもともと子供の育児支援が手厚い印象です。
特に北区は他の区では医療費の補助が他よりリッチですね。
他の23区では中学生までですが、北区では高校生まであるようです。

子育て支援と人口増加との直接的な因果関係は記事だけではわかりませんが、
みんなが安心して子育てできる環境で過ごす子供や家族が増えるとよいですね。

「仕事と育児」両立へサイト開設 前橋

出典:上毛新聞

仕事と育児の両立に向け、前橋市は当事者が課題を探る新ウェブサイト「はたはぐWEB」を開設した。市民から子育ての悩みを吸い上げ、市民がまとめた解決策を「知恵」と名付けて掲載している。市の担当者は「子育て中の方だけなく、これから子どもを持つ予定の方、企業の方にも見てほしい」と話す。

地域独自の子育て知恵のサイトということでしょうか。

記事にはリンクがなかったのでサイトを探しました。
こちらですね。
はたはぐWEB

個人的にはこの辺の意義は疑問です。

世の中には既に子育てに関する情報が豊富に出ています。
あえて地域に区切って回答することでそれ以上の情報が出てくる可能性は低い気がします。

もちろん地域に即した情報は貴重だと思います。
そういう所に特化するなら良いのですが、汎用的な情報は前橋で閉じるべきではないと思います。

このサービスが伸びていくと良いと思いますが、
個人的には行政のの縦割り的な印象を拭えませんでした。

いくつか記事を読みましたが、正直「薄い」です。

もっと地域に根ざした情報にフォーカスすると良いと思いますね。

授乳の悩みに特化したオンライン診療アプリを米大学が開発中

出典:Techable

アプリでは授乳中の女性と、乳腺医学に詳しい産婦人科医(または小児科医)との連携を強化。産婦人科医や小児科医が入力データを確認し、サポートが必要であると判断した場合には、適切なアドバイスをする。例えば、子供の授乳の様子に異常がある時には、授乳パターンを追跡するという手段がとられる。

データ入力をしておけば、適切なサポートが得られるというのは良いですね。

異常を見過ごすこともなくなりますし、
親の側でも不要に心配することもなくなります。

記録→プロが診断・フィードバックという流れは、
各種デバイスが身近になるにつれてより一般的になりそうに思います。

こういうサービスの登場は楽しみです。

母子家庭の54%、年収200万円未満…北海道

出典:YOMIURI ONLINE

北海道が道内のひとり親家庭を対象に実態調査を行ったところ、母子家庭の54・2%が年収200万円未満だった。

母子、父子ともに、多くが経済的に困っている状況のなか、「子どもに関する悩みの相談相手が誰もいない」としたのは母子家庭では8%だったが、父子家庭では23・9%に上った。

子供の貧困、特の母子家庭の貧困は大きな課題です。
北海道の最新の調査でも、過去統計通り母子家庭の厳しい現実が見えました。

金銭的に困窮していない家庭でも育児負担は大きく親は大変です。

ましてや貧困状態だと
・家事・育児の前に働く必要もある
・結果的に子供と十分に接する時間も取りづらい
・金銭的な課題が常に心理的負担になる
・リフレッシュの機会も得づらい
などなど、辛いスパイラルに陥りがち。

サポートの充実が望まれます。

また、貧困とは別に気になったのは
「父子家庭では子育て相談ができていない人が多い」
という点です。

「関係性の貧困」というのも社会課題の一つです。

子供の状況について言われることも多いですが、
親が孤立すると子供も孤立しがちだと思います。

金銭的には問題がなくても関係性が貧しいと子供の成長が心配です。

このあたり、父子家庭向けの支援も充実すると良いです。

【頑張るお母さんをへ毎月応援金を支給!】“シングルマザー応援制度”を始めました。働くシングルマザーを応援します!

出典:JIJI.com

レディくるを展開している株式会社フロンティアの制度です。

・母子家庭で働くお母さんに、毎月の5万円程度の応援金を支給
・時短勤務で保育園などの送り迎えも気兼ねなく行える環境づくり
・お子さんにもしものことがあっても大丈夫な早退制度
※詳細な条件はお問い合わせください

とのことです。

ちょうど1つ前で母子家庭の貧困の話を取り上げたのでタイムリーです。

親1人で働く場合は、それにあった対応が必要不可欠だと思います。
こうしたサポートを生かして、色々な家庭の親が輝き、子供と幸せになれると良いと思います。

家庭や親への企業の支援はまだまだ手探り中の部分が多いと思います。

様々な取り組みが広がり良い制度が残っていくと良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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