都立広尾病院での出産の費用はいくら?実際にかかった金額公開。

B!

以前切迫早産で入院した際の費用を公開しました。

比較的アクセスの集まりやすい記事でニーズがありそうでした。
お読みいただいた方に感謝です。

今回は出産にかかった費用も公開します。
出産では大きな金額がかかります。
お金のことは気になりますよね。

出産育児一時金などはありつつも、出産費用は金額が大きいです。
いくら掛かるのか気になる方も多いはず。
一方でなかなか具体的な金額は乗っていないんですよね。

あくまで私達の事例(かつ都立広尾病院はかなり安い)ですがご参考になればと公開します。

出産時の費用は大きく3つ

出産にかかる費用は大きく3つの分類に分かれます。

  1. 出産(分娩)にかかるお金
  2. 母親の入院と検診にかかるお金
  3. 子供の入院と検診にかかるお金

です。

どれも退院時に請求されるものですが、1つずつ具体的に見ていきます。

なお、上でも触れましたが都立広尾病院は「都立」というだけあり非常に費用が安いです。
なかなかここまで低額で出産できることはないかと思います。
一人目も二人目もここで産めたことはラッキーでした。
(病院としても良いところだと思います)

分娩費用は15万7千円

今回かかった分娩費用は157,000円でした。
通常の普通分娩でしたので、標準の費用だと思います。
保険適用外なのでそのまま支払い対象金額となります。

無痛分娩やLDR(陣痛開始から退院まで部屋移動なし)などが利用可能な場合、
そちらを利用する場合は更に金額は高くなります。
また、帝王切開での出産の場合は保険適用の対象になります。

母親の入院と検診にかかるお金は約20万円

母親の入院と検診にかかるお金は、
・入院費
・検査費
・食事療養費負担額(ご飯代)
などが含まれます。
個室を利用する場合は個室費が更に追加されます。
広尾病院の場合は個室の利用料金は1日あたり18,000円です。

こちらに関しては領収書で保険分と書いてある金額が多かったです。

今回はこれらに加えて産科医療補償制度への加入金16,000円があり、
合計の負担金額は376,220円でした。

分娩と制度加入金を除くと入院と検査の費用は概ね20万円です。

なお、退院時に支払い対象となるのはこの約38万円という金額です。
今回は出産育児一時金での支払い制度を利用したので、実際の支払いは0円でした。

子供の入院と検診にかかるお金は保険適用前で187,130円。

産まれた子供も退院までの期間(通常6日間)入院しているのでお金がかかります。
今回の請求金額は187,130円です。
ただし、この金額は保険の対象になる金額です。

一方で、産まれたばかりの子供はまだ保険に加入できていません。
というか、出生届の提出前は戸籍にすら乗っていません。
ですので、この金額は延納の手続きをして、保険加入後に保険適用後の金額を支払うことになります。

3割負担だとするとだいたい56,000円程度です。
こちらを1ヶ月検診の際に支払うということになります。
(ただし、品川区や他の東京都の自治体などには子供の医療費免除の仕組みがあります。
こちらの支払いも免除対象になるはずです)

出産にかかったお金の合計は約43万円でした

以上3つを合計すると出産にかかる金額は約43万円です。
出産育児一時金が42万円
(かつ現在加入しているIT健保では家族出産育児付加金で更に+9万円)
もらえるので、ほぼトントン。
子供の医療費が免除されると考えるとお釣りが来る金額です。

もちろんここまでに検査費用などもかかっています。
出産関連での支出が無いわけではありません。

とはいえ、出産タイミングでの大きな出費は意外となかったことがわかりました。

出産育児一時金での支払いを利用すると窓口支払を軽くできます

子供が産まれると42万円が保険から支払われる出産育児一時金
こちらを窓口での支払に充てることができます
事前に申請をしておけば窓口での支払いは0円、もしくは差額のみになります。
申請方法は簡単で出産する病院で書類を提出するだけです。
広尾病院の場合は、病院側から制度利用の確認をしていただけました。

一人目の出産の際はクレジットカードのポイント目的で一度支払ったのですが、
(1%還元だと4,000円くらいになります)
今回は育休中ということも有り、手続きを簡易化するために支払制度を利用しました。
今回は退院時の支払いは0にできました。
クレカのポイント以外に使わない理由は特に無い気がするので、
ポイント集めをしている方以外にはおすすめです。
(逆にポイントを集めている方には大量利用のチャンスですが)

都立広尾病院の場合は、出産育児一時金を考えると支払いなしの出産が可能ですね。
(通常分娩の場合)

その後、保険組合から一時金と支払い金額の差額も無事に入金されました。
ありがたいです。

出産の年は確定申告をすると得なケースが多いです

今回は出産費用の記事でした。
ただ、出産時に掛かる医療費は出産費用にとどまりません。
・事前の検査費
・それに関する交通費
・(我が家の場合は)切迫早産の入院費・・・
1年間の医療費合計が10万円を超える場合、確定申告をすると税金が戻ってきます

出産にかかわらない通常の医療費(歯科なども含む)も対象になり、
数万円単位で税金が戻ってくる可能性もあります。

以下の記事で詳細をご説明していますので、
気になる方はぜひクリックして御覧ください。

また、お子さんが生まれた後には、暖かい育児ができると良いですよね。

個人的には男性の育休取得は(自分の経験から)とても良いと考えています。
実際にとってどうだったかや、
育休を取るための方法についても記載しています。

こちらもぜひ記事をご覧ください。

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