実録、生命保険見直し記録。2人目の子供の誕生に合わせて

B!

もうすぐ2人目の子供の出産。
ということでこれを期に保険を見直しました。
もともとは結婚した際になんとなくかけていた
・生命保険2,000万円
・医療保険
がありましたが、きちんと考え直そうと思い、ライフプランの相談から見直しを行いました。

結果的にこれで何かあっても一安心、と思えるようになりました。
具体的な数字(支給額や月額保険料)を書いておきます。
少しでも他の方の参考になれば嬉しいです。
具体的な数字とグラフなどを織り交ぜてわかりやすくなるように工夫しました。

前提:我が家の家族構成

私(父親):33歳・会社員
妻(母親):29歳・専業主婦
娘:2歳3ヶ月
息子:0歳(誕生予定)

妻は昔は働いていましたが現在は専業主婦です。
出産よりも前にフルタイムの正社員からパートタイムに切り替え、
子供ができたタイミングで仕事をやめました。
もちろん働きたかったら働けば良いとは思っています。
一方で、妻はそんなに沢山仕事をしたいわけではない、
ということで家の外での働き手は私一人です。

「万が一」のタイミングにも寄りますが、子供が小さいうちは働くのも特に大変です。
また、大きくなってからも無理に働かなくても良いようにしたいです。
働かなくても最低限の生活費は担保できるようにしたい、というのが基本的な考えでした。

妻にもできるだけ妻にとって良い人生を過ごしてほしいと思っています。

結局加入は生命保険だけに

もともとは医療保険にも加入していました。
が、先日の妻の入院の際にあれこれ調べたことも有り、
金額が大きな時は「高額療養費制度」が使えることなどもわかりました。

※入院費用の詳細はこちら

今の資産状況でも当面の入院費や生活費は賄えそうです。
ということでよく考えるとそこまで入院保障は不要だと考えました。
思い切ってこちらは解約してその分の掛け金を生命保険に回しました。

基本的に保険は、期待値が高い商品ではない(マイナス)ので、
必要な分だけ加入するのが良いかな、と考えています。

とはいえさすがに自分が死んでしまった場合に全ての生活費をフォローするのは無理です。
死亡側のリスクを抑えるべく生命保険プランを検討しました。

我が家のライフプラン

今回は実際に「ほけんの窓口」に伺い、必要なお金の試算をしました。
だいたいの試算をするのは比較的シンプルに済みました。
「生活費」「住居費」「教育費」「お墓や葬儀の費用」
あたりを見積もっていけばOKです。
今まできちんと調べていなかったので勉強になる部分も多くありました。
死んでしまった場合は遺族厚生年金というものが受け取れるんですね。

基本的には必要な費用から、この遺族年金を差し引いた金額が必要費用のようです。
費目ごとに1つずつ、妻と相談して見積もっていきました。

住居費

まずは住居費です。
現在は賃貸住まい。周りでは家を買う人がどんどん増えていますが、私は購入意欲がわきません。
購入すると得な側面も理解しつつ、色々と制約も増えてしまう、ということで少なくとも当面は賃貸住まいの予定です。

子どもたちが学校に行ったなら、きちんと卒業させてあげたい。
そう考えると(入学はまだ先ながら)23区内で生活をするように思います。

生命保険を受け取っている、ということは基本的には私がいないということなので家族は3人。
とはいえ子供も部屋はほしいと思いますので、それなりの間取りが必要です。
多少場所や築年数などは我慢するとして、
月額大体13万~15万円くらい、と考えました。

生活費

住居以外の生活費です。
こちらも無理な我慢はしないほうが良い。
とはいえ、あまり贅沢を織り込むのも違う気がする。
ということで、かなりざっくりですが、住居と合わせて月35万円としました。

これ以上必要になった場合は、貯金を切り崩すなり、
例えば妻が働いて収入を増やすなりしてもらう、というのが妥当かなと。

贅沢をしなければこの金額でなんとか生活できるかな、
というのと
妻も保育士と幼稚園教諭の資格を持っていますし、いざとなれば働けます。

子供が小さい間は保険を少し厚めに

足りなければ貯金を切り崩すことにしてこの金額で決定しました。

教育費

ここはかなり悩みどころです。
よく聞く話ですがやはり教育費は高いですね。

とはいえ、このあたりはあまり我慢はさせたくありません。
自分が3人兄弟の長男で、私立は我慢したほうが良いかなあと思った過去も有り。
(結局公立に行ってよかったと今では思っていますが)

私は東京とはいえ、かなり西の田舎の出身なので、少なくとも中学までは公立の学校が当たり前でした。
今時の23区の子供は小学校や中学校から私立の人が非常に多いみたいです。

そして私は個人的には無理に大学には行かなくてもいい派なのですが、
やはり子供が行きたい場合は我慢せずに行ったほうが良い、とも思います。

ということで、2人とも
・私立幼稚園
・公立小学校
・私立中学校
・私立高校
・私立大学(文系)
のコースで進めるように見積もりを行いました。

それぞれ平均的な学費なので高い学校に行けばもっと高くなるのと、
大学が理系だと更にお金がかかる、ということのようです。
一方で、どこかでどちらかが公立に入ればその分の差額がでるだろう、
ということで、概ねこの形でのバランスを期待して設定しました。

これで一人あたり約1,700万円だそうです。
特に大学が高く、4年で730万円!
これ、実は国立にしても500万円以上かかるそうです。
大学、高いですね。。。

私は公立高校、国立大学というコースだったので、
随分金銭的に親孝行をしたつもりでしたが、国立でも十分高かったです。。。

今回東京に住んでいる想定なので、自宅通学で考えましたが、
これで実家を出て通うなどと考えると更に大変ですね。

ただ、これで教育費も整いました。
1人あたり1,700万円、合わせて3,400万円です。

ちなみに浪人した時の費用は考えてない・・・ですね。
頑張ってもらいましょう(笑)

お墓や葬儀の費用

あまりこういう部分にお金をかけたくなかったので、減らしました。
お葬式にもあまり興味がありませんが、こういうのは残された人のためのもの。
月並みなものはできるように設定しました。
お墓は入るとどうも高いので、実家のお墓に入れてもらおうと思います。。。

ここは葬儀費用で総額200万でした。

ざっくり必要な金額総額

ということで、
・生活・住居費:35万円/月
・教育費:1人1,700万円*2=3,400万円
・葬儀代:200万円
ということでした。

必要な費用を年別で見ると、もっとも多い年は840万円です。
また死亡年齢で必要な金額を見ると今すぐ何かがあった場合は通算で1.7億円が必要でした。
一方で遺族年金は月平均約13万円程度もらえるようです。

それらを差し引きすると、

私の年齢ごとに保険で必要な金額は65歳までで考えると
35歳:1億1,572万円
40歳:1億54万円
45歳:8,316万円
50歳:5,878万円
55歳:3,059万円
60歳:1,584万円
というようになりました。
ここにそれぞれ葬儀費用の200万円を足しこんだ数字が必要な金額です。

これらの金額は別に死亡しなくても目安の生活を送った際に必要な費用のシミュレーション、
とても勉強になりました。

必要な費用のグラフ

費用のグラフもわかりやすいように記載しておきます。

最終的な加入保険プランと料金

まず保険の種類については収入保障保険にしました。
毎月〇〇万円、という形でお金が支払われる保険です。

死亡時に一括〇〇万円というようなものと比べて保険料が割安です。
保険は家族の生活のためのものなので、必要費用が賄えればよいと考えこちらにしました。

生活費を見ると、特に教育費が終わる年齢までの費用がかさみます。
教育費を払い終わるまでの期間を少し厚めにするために二本の保険に分散しました。
1つは65歳までのベースの保険、こちらが月30万円です。
もう1つは55歳まで、教育費の不足分を+で補えるよう月5万円の保険にしました。

実際に入ったのは
1
保険会社名:メディケア生命保険株式会社(住友生命グループ)
保険種類:メディフィット収入保証
年金月額:30万円
月額保険料:8,670円
※非喫煙優良体料率利用

2
保険会社名:東京海上日動あんしん生命保険株式会社
保険種類:家計保証定期保険
年金月額:5万円
※5疾病・重度介護家計保証特約つき
月額保険料:2,470円(年額29,650円)
※非喫煙者保険料率利用

という2種類の保険です。
合計の月額保険料は11,140円です。
支払いはクレジットカード払いにしました。

保険の内容自体にはほとんど差がなかったので、
担当の方に比較検討していただいた上で支払額が安いものを選びました。

加入する保険の会社が2つだったので申し込みには多少手間がかかりましたが、無事に加入手続きができました。

今回非喫煙者の割引が効く保険に入ったのですが、
実際に喫煙をしていないかの検査がありました。
大きめの綿棒のようなものを口にくわえて唾液を取るものです。
こんなもので喫煙がわかってしまうんだなあ、ということに驚いたのと、
どちらの会社も同じキットを使っていたので、
このキットを提供している会社は儲かっていそうだなあと思いました。

見直しは「ほけんの窓口」で行いました

今回は見直しをほけんの窓口で行いました。
速水もこみちさんの「もこみちまどぐち♪」のCMの所です。
保険比較系のサービスはどこもそれほど差がないだろうと思っていたので、
家から近く週末の予約が取れる所、という観点で選びました。

が、実際に行ってみたところ思っていた以上にご担当の方が親切で助かりました。
相談所に娘が遊べる場所があったり、保険会社の提供しているキーホルダーをいただいたり、
相談時間は1時間半程度ありましたが子どもも多少退屈しつつも待つことができました。

今回の相談時はシステムの調子が悪かったのか、
なぜか生活費がきちんと計算に織りこまれず、
こちらから数字が違うことを指摘する場面もありましたが
それ以外はばっちりでした。

お店の雰囲気も明るくよい感じだったので、他の人にもお勧めできます。

なお、今回申し込みの完了までは
・初回:プランの検討と保険金額の見積もり。1時間半位
・2回目:実際の申し込み。1時間半位。
ということで、全2回、合計3時間程度での見直し完了でした。

とても大事なことで、万一の際には家族の生活を左右することなので、
それがこの時間で納得度高く決められたのはとても良かったです。

現在は加入完了の連絡待ちです

現在は保険加入の手続きは完了して、あとは申し込みを受け付けられた連絡を待っています。
無事には入れればひとまず安心です。
とはいえもちろん保険は使わずに済むのが一番。

しっかり健康に長生きして、家族、子供と幸せな時間をできるだけ長く過ごせるようにしたいと思います。

※追記:2018年1月30日現在、東京海上日動あんしん生命の保険は契約書が無事に届きました。

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